術後52日目 久しぶりに出社

5月20日

晴れ🌤️

出社

今の仕事は在宅勤務で成立していて、行かなくても支障はない。
それがベストか?というと、微妙なところはあると思う。
昭和のおじさんだから、行かないと、仕事モードにならないというか、なんというか。。
あまり緊張感がない。
だから、というわけではないが、今日は出社してみることにした。

前回、直腸切除の入院は、4月入る直前だったから、少し変わった組織と、移動した席を見ていない。このままストマを閉鎖したとき、その後、何か月か、出社するのが難しくなるかもしれないと思うと、一度は見ておいた方がよいかな。という気になった。

もう一つは、共済給付関係の事務手続き。
ストマを閉鎖した後の申請をしやすくするため、申請フォーマットをもらっておくため。
行かなくても、郵送や電子的なやりとりで可能だが、私の受ける給付に関してはまだ、リアルでできるところはやっておいたほうがスムーズに処理が進む。

電車

2カ月弱ぶりの電車。
ストマのため、ゆったりめのコットンリラックスアンクルパンツで行った。
朝遅い時間だったので、大学生らしき若者が多かった。
よく見ると、ゆったりめのパンツばっかりだ。
これはこれでいいけど、ぴったりめのパンツでベルトしたいんだよなぁ。

余計なことを考えつつ、各駅でゆっくり行った。

何駅か過ぎたところで、
「あっ!イヤホン忘れた。」
と思った。完全に、術前の習慣は失われていた。
術前は、ノイズキャンセリングで、Podcastを聞きながら、完全に自分の世界に入り、目的の駅も通り過ぎそうになっていたので、まぁ、その習慣は一度リセットしてよかったのかもしれない。

駅からの道も久しぶりだが、今日は暑かった。
5分ほどの道のりだが、途中にトイレが無い。一度、下痢になって、危なかったことがある。
夏場、お腹の具合を気にしながら、ここを通えるようになるかな。
下痢の時の決断の速さが勝敗を分けるのだ。決断力を磨かねば。

会社

「出社するんで」などと、申し合わせたりしないから、そんなものか。といった感じだが、ごく近い関係者は、だれも出社していなかった。
目が合った人が、ひさしぶりっていう、会釈というか、うなずきを見せるが、言葉は交わさない。
唯一、一人だけ、いつも挨拶してくる一人が、
「○○さん、大丈夫なんですか?」
と聞いてきた。
「ああ、大丈夫だよ。」
とだけ言って、会話を終える。今はね。と付け加えようとして、躊躇した。
病気の話をすると、長くなるからね。すまん。
術前は週2,3日は出社していたので、閉鎖後もそれくらいには持っていきたい。
オンラインだけだと、関係が希薄になって、自分が言いたいことを言わなくなっていくので、それを避けたいのだ。
だが、今日は、その時ではない。結局、オフラインでは全く会話のないまま、目的だった、事務手続きが終わったので、早々に退社した。

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