術後33日目 ストマパウチを付けたまま湯舟に浸かってみた。
5月1日
今日も、朝から雨が降っている。散歩に行けないな。
まずは、デスクをスタンディングにして、作業開始。
半日は、立ったまま仕事をしたので、許していただこう。
仕事復帰も3日目。
そろそろ、もう少し入り込まないと、仕事らしい仕事にならない。
まずは、もともと、関係が近かったメンバーから、コミュニケーションを取っていく。
6月のストマ閉鎖のこともあるので、その時のことも考慮した。
GWだから、休んでいる人も多かったが、4月、自分がいなくても、機能していたチームなので、焦る必要はない。
一つ一つ片付けて行こう。
午後は、看護職の面談があった。
今年度の健康診断が、6月に実施されるという予告があったので、
6月は無理かもしれない。ということを、これまでの経緯とともに伝えたら、
詳しく確認させてくれ。とのことだった。
会社の看護職には、もともと、左眼の治療があり、がっちり把握されていたので、気を遣う必要がない。
包み隠さず、すべてを話した。
6月の復帰に際し、排泄障害の状況で、業務調整など必要があれば、相談に乗ってくれるとのこと。
この病気になるまで、知らなかったのだが、弊社は、従業員の福利厚生がなかなか手厚かったのだ。助かる。
ストマパウチを付けたまま湯舟に浸かってみた話
さて、今日は、夕食前に、ストマ交換の日だ。
そんな中、病気仲間が湯舟に浸かろうとしていることを知る。
私は、術後、今日までシャワーだけでやってきたし、湯舟に浸かろうとはしていなかったが、改めて言われてみると、俄然、浸かりたくなってきた。
入院中に、「ストマパウチを付けたまま、湯舟に浸かっても、大丈夫。」ということは看護師から聞いていた。「装具が剥がれそう」といったイメージや「パウチに水が入ってしまわないか」という誤った知識 という解説もあるので、信じてよさそうだ。では、どうやって、湯舟に浸かるか。
ストマパウチの交換日が確実である。ストマパウチに湯舟のお湯が入りこむなど失敗があっても、どうせ張り替えるのだから、問題ない。
ストマパウチの交換日が確実である。ストマパウチに湯舟のお湯が入りこむなど失敗があっても、どうせ張り替えるのだから、問題ない。
今日は、外は雨で、肌寒いので、あまり汗もかかずに済む、絶好の湯舟日和だ。
湯舟に浸かることと、ストマパウチを交換することを効率よく進められるようにしなければならない。また、ストマパウチをはがした状態で排泄が始まると、厄介なので、なるべく短時間に交換を終わらせる必要がある。
だから、順番が大切である。
- まずは、解説にあったように、セロテープでパウチの空気穴はふさいで、パウチは小さく折りたたんでテープで止める。
- 途中で剝がれることがないよう、パウチの貼りつき具合を確認しておく。
- ストマパウチをはがした状態が、なるべく短時間になるように、つまり、パウチの交換時は、それに集中できるようにするため、頭や体、ストマ周辺以外は、パウチが付いた状態で、洗っておく。(洗っていない領域をストマ周辺だけに絞り込んでおいて、交換時はその領域だけを気にすればよいようにするのだ。)
- 湯舟に心置きなく浸かる。浸かりながら、パウチに湯舟のお湯が入り込んでいないか、観察しておく。きちんと貼りついてさえいれば、何の問題もない。
- しっかり湯舟を堪能したら、おもむろに出て、一応シャワーで軽く流す。
- そうしたら、髪を拭いて、体もストマよりも上部は、もう濡れることは無いので拭いておく。ストマパウチの交換以外は、先に終わらせておくのである。
- ここで、ようやくストマパウチをはがす。はがしてからは、通常のパウチ交換と同じ。
- ストマ周辺をいつものように優しく洗う。
- 洗ったら、きれいに流すだけ。あとは、いつもどおり。
- ストマをキッチンペーパーなどで軽く押さえつつ、手早く、水分を拭きとり、服を着る。
- 新しいストマパウチを貼る。
以上だ。実際、この通り、やってみたが、問題なくできた。
これで、ストマパウチの交換日は、確実に、湯舟に浸かることができる日になった。
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