よくない想像

8月22日。晴れときどき曇り🌤️閉鎖後80日目。
ぼーっと、何か、目的もなく考えていることがよくある。
それに、
職業柄、先を読み、リスクがあれば、「回避」「転嫁」「軽減」「受容」
そんなことを何年もやってきたので、
いいことも、わるいことも、想像をふくらます。

だから、病気になったら、
この先、どういう選択肢があって、どちらの選択肢を選んだら、どうなるか。ということを先の先まで想像してしまう。
そして、恐れ、不安になってしまう。
しかし、その恐れや不安は、何かをすることと、時間の経過で、その選択肢自体が消えてしまったり、現実に置き換えられてしまうことで、なくなる。

ストマを造設する前、どうなることかと思ったが、なってみると、意外に大したことはなかった。
ストマを閉鎖する前、どうなることかと思ったが、なってみると、意外に大したことはなかった。
排便障害が今のところ軽いから。というのももちろんあるが、
自分の感覚として、現実にからだに伝わる実感が、ふくらんだダークな想像よりも、良い感覚、快適とは違うが、一体感とともに自分のものになることで、大したことはなかったという実感となる。

これが、治療が一段落した後からでも、先を読み、不安がふくらんで、メンタルつらくなることがあるらしい。
我々は、経過観察、再発・転移が心配、不安になる。
完治したところで、長く休んだことに対して、この先の人生がなにか借金を抱えたのではないかという不安を覚えるのだろう。

わかるような気がする。

繰り返し想像をすることで、それが現実に近い存在となり、それが悪いものであれば、ダークサイドにおちてしまう。

忘れようとしても、忘れようと思い出すことで、忘れない。
昔あった現実に合った失敗を回想して、嫌な気持ちになることも同じ。

新しい現実によって書き換えられないか、書き換えられるまでに時間がかかるときは、どうしたらよいのだろう。

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