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3月, 2024の投稿を表示しています

ロボット支援下直腸低位前方切除術後2日目、入院4日目

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痛みは10段階の2と言っているが、わからない。 じっとしてると、痛くないから。 一時ストマがぷりぷり言うのが、今はまだ可愛らしい。 朝から色々忙しい。 ガーゼ交換したら、ケツのドレーン鑑賞。 どうも普通と違う付き方らしく、交代する人が必ず観察する。 次は、ストマパウチの交換。 自分の腹から出ているとは、にわかには信じがたい。 簡単そうに見えるが、サイズ感を合わせるのが難しそう。 次から自分でやるらしい。 回腸ストマだから、サラサラ。 思っていたより、自分でも受け入れられている気がする。 昼食は「ゼリー三種盛り」 メインのお茶ゼリーがまずい 午後、落ち着いて、病棟を一周。 50mくらいかな。 くらくらするが、気持ち悪くならなくなった。 回復してきた実感もわいてきた。 下の掃除と見られるのも慣れてきたけど、明日は、いろんな管が取れるといいな。 そしたら、自由度が上がるはず。 夕食は再び「ゼリー三種盛り」 お茶がほうじ茶なのがダメなんじゃなかろうか。 明日はゼリー卒業したい。 あとはストマ慣れだな。

ロボット支援下直腸低位前方切除術 翌日、入院3日目

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寝たきり続行。 レントゲンやら、血液検査やらやりつつ。 体を拭いてもらう。 ケツの管の具合を皆で見ながら、アソコもキレイにしてくれる。 恥ずかしいとかはもう感じない。 できれば歩いてICUから病室へ戻る予定だったが、 おきた瞬間、ふわっとなって、 気持ち悪くなり、無理だった。 土曜なので当番医らしいが、全然来ず、 来たら来たで雑な対応だったが、まぁ、ご愛嬌。 血液検査やレントゲン的には順調らしかった。 結局、気持ち悪いのは治らず、 車椅子で病室へ戻った。 病棟看護師もアソコを持ち上げ、ケツを確認。 明日は動けるようになるかな。

ロボット支援下直腸低位前方切除術 当日

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今日は手術の日。 朝、下剤の効果の残りが来た。 腹が減った。 まだ点滴とかないので、満たされず。 することがないが、落ち着かないので、髭を剃った。 8時ストッキングをはく。エコノミー症候群防止。 サポート医が挨拶に来た。 何も考えてなかったから、頑張りましょう。だけで終わった。 手術室へは他愛もない話をしながら歩いて向かう。 入口で名前をいったら、台に乗って布の中で全部脱ぐ。 テキパキと準備するスタッフ。 酸素マスクを当てられて、 眠くなる薬入ります。 と言われたら、眠くなる。。。全部聞き取る間もなく、術後にスキップ。 直後は寒くて、吐き気があった。 一時ストマ付いてるってよ。ギリギリだったんだって。と妻が言ったが、なんとも思わなかった。 あーそうかと。 10時間近くかかったんだって。 大手術だったようだ。 まぁ、なんとかなったんだろう。 賽の河原で鬼にいじめられる前に戻って来れた。 あとは、横向けてもらったり、うがいしたりで、一晩。 寝たきりとはこういうことか。と思った。 落ち着いてきたところで、 夜中に、スマホを渡してもらえた。 動かなければ痛くもなんともない。 管の違和感はあるけど。

入院初日

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今日は、直腸低位前方切除術に向けた入院初日。 事務方から入院時間は朝10時半とのことだったが、主治医が外来の日なので、16時まですることがなかった。 入院時、 身長169.5cm(172cmくらいあったけど、老化かな。縮んでる。) 着衣体重 75.3kg。 これが基準となる。 お昼ご飯までは食事ありだが、 タイトル「流動」 もはや、「食」ですらない。 最後の食事がこれだとダサいので、ちゃんと戻って来て、うまいものを食べたい。 ヘソをくりくりきれいにして、 シャワーを浴びる。 腹に一時ストマの目印を入れる。 手術室セットの用意。全部に名前を入れる。 下剤を2種類。甘いのと酸っぱいの。 酸っぱい方が特にうまい。あっさり飲み干す。 16時、主治医がやってきた。 原発は肛門から7cm。 5cmくらいと以前言ったのは、切るところか。 5cmくらいのところで切るとすると、 括約筋が発達してるとあまり余裕はない。 括約筋にかかると吻合不全リスク。 吻合不全は起きるとイレウスから永久に発展するリスクまであるらしい。 いやはや、人体は奥が深い。 安全策で一時ストマはしょうがない気がする。 どうしようもなく、おまかせである。 たくさん紙を渡されて読む。 下剤の効果が2回来たが、緩い。内視鏡の時ほどスッキリしない。 除菌の薬、3錠+4カプセル×2回。23時就寝。 さて、明日は、三途の川見学ツアー。 賽の河原で石積まないようにせねば。。

実践英会話w

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来日したときに、毎回メシ行く、社内でも知る人ぞ知るインド人がいる。 Mr.10kmと名付けてくれたヤツだ。 ヤツは、いつも、マスター(師匠)のように、 「おまえは、こうだから、こうしたほうがいいぞ。」 って感じで、いろいろ親切に教えてくれる。 英語ができない人ほど、うまくかみあわないので、「わかってるって。」ってことでも、しつこく言ってくるし、茶化したり、キツいいじりしてくることもある。 だから、仕事上はうざがって、嫌がる人も多いヤツなのだが、自分としては、楽しんでいる。 そんな彼は、毎回、来日した時は、メシに誘ってくるが、断ったら、うざいイジリをしてくる。 だから、先手を打って、 「次回来た時は、メシ行けないかもしれないよ。かくかく、しかじか。連絡つかなかったら残念がるだろうから、先に知らせておくよ。」 と、メールしておいた。 今日までレスが無かったが、「今、時間ある?」とコールしてきた。 なんて言い出すかと思っていたが、「メール返すか、コールするか、どう反応するかめっちゃ悩んだ。」とか言いつつ、いろいろアドバイスしてくれた。 英語のせいで話半分だけど、たぶん、新しい話はなかったし、食物繊維を取れよ。とか、まぁ、この手の病気になると、当たり前の話でもあった。 でも、連絡くれて、気にかけてくれるんだから、うれしいし、いいヤツだと思っている。 心の底から嫌がっている人もいるけど。 それにしても、ひさびさに、一生懸命、英語話した。 「なんで、見つかったの?」 便潜血陽性だったんだよね。ってなんていう? 「Poop blood test was positive in the annual health check.」 「あーなるほど。典型的な検査だな。誰も stool は見たくないけど、日ごろから、食べたものに対して、stoolの色とか形とかチェックしておかないとダメだよな。」 stool(排泄物)っていうのか。poop(うんち)とshit(くそ)しか知らんがな。 DeepLに聞くと、fecal(糞便)って単語もあり、「I had a positive fecal occult blood test.」ってなった。便の隠れた血のテストということか。なるほど。 語彙がお子様並みなので、師匠と弟子の会話というのは、かっこつけすぎで、ホントは、大人と子供の会話 みたいになるの...

事前検査の最後 MRI検査

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事前検査の最後は、 MRI(magnetic resonance imaging)  予約表によれば、「単純MRI 骨盤腔ブスコパン」 である。 単純MRIとは、造影剤を使用しないMRI。 骨盤腔を見るのだろう。骨転移と手術に対するスペースの確認かな。 ブスコパンは、消化管の煽動運動を抑制する薬剤らしい。 MRIは、磁気を使うので、金属類などの磁気の影響を受けやすいものが体内に埋め込まれていないか。などの問診がある。食事制限など事前の制限は特になかった。 問診後、呼ばれたら、中に入り、検査着に着替える。 金属系素材の入ったヒートテック系は脱げと言われたので、パンツだけで臨んだ。 老若男女関係なしだが、もはや、恥ずかしさはない。 着替えて待っていると、すぐに、ブスコパン(筋肉注射)に呼ばれる。 さほど痛くはなかった。 そして、本番。 当然メガネをはずし、軽く固定されて、ピンチの時のブザーを握って、でかい耳当てで防音されると、トンネルに入れられる。 いろんな種類の爆音の中、時々、背中とかがビリビリする感じがしたり、腹の固定で深く呼吸できなくて困惑したりしながら、ひたすらにじっと耐える。 それにしても長い。 唾が気管に入ってむせたら、どうなるんだろう?とか、余計なことが思い浮かんだり、笑いがこみ上げてきたり、割と大変だった。 終わると、着替えて清算して帰るだけである。3割負担で、6千円ほどだった。 いろいろ出費がかさむなぁ。

硝子体注射

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約1年ぶりに、硝子体注射の日。 網膜の毛細血管が悪さをしているので、VEGF(血管内皮増殖因子)を抑制する抗VEGF薬を眼球内、硝子体に注射する。という比較的新しい治療です。 もう、何回やったか覚えていない。 3日前からの1日4回抗菌目薬を忘れずにさすだけ。特に気を付けることはない。 注意書きに、 午前中の施術の時は、朝は、軽めに。 とあるが、朝から暴飲暴食しないよね。普通でよい。 病院についたら、まずは、いつもどおり、眼科に向かう。 軽い検査をして、日帰り手術室へ移動。 血圧、SpO2を測って、持ち物はロッカーに全部いれて、問診後、手術室横の待合室に入る。待合室では、頭に帽子をかぶせ、テープ止めされるだけ。 順番が来たら、手術室へ。 入口で、名前を言って、照合。本日注射する方の眼を言って、照合。 のちに水平にトランスフォームするイスに座って、血圧計と心電計を付けられ、マスクを奪われる。 と同時に、トランスフォームして、上向きに寝かせられる。 寝たまま、顔だけ、注射する方の眼を下にして、横を向く。 洗う、消毒する。 麻酔の目薬が来る。これは、しみる。眼が開けにくくなるくらい。 特殊な布をかぶせられる。いや、貼りつけられる。 眼だけで上を向くと、上まぶたに貼り、下を向いたら、下に貼ると、眼が閉じにくい状態で布は貼りつく。 眼の部分だけに、ハサミで切り開いて穴をあけるようになっている紙のような布。 穴が開いたら、眼を開けたまま閉じられなくなる器具を付けられる。 何やら液体と麻酔追加で、眼を開けたままでも、苦じゃなくなる。 そうすると、いよいよ、注射が来るが、見えないので、怖くない。 左下を見て、止まっておいて。 押される感じがしますが、動かないでね。 と言われると、薬が入ってくる。 視界の中に、もやーっと流れてきて、視界がギューッと狭くなって暗くなる。 私は近眼なので、ひとによって見え方は違うかもしれない。 医師が手を振って見えるか?を確認したら、OK。 貼りつけられた布をはがす。かなり、強い。毛はないので、ほとんど痛くはないが。 眼に軟膏を注ぎ込まれて、ガーゼをのせて、テープ止め。 はい、終わり。後片付け。 血圧計、心電計を取られて、帽子のテープも取られたら、手術台が再び、トランスフォームして、イスに戻り、マスクを渡される。 迎えの看護師に引き継がれ、別の部屋に移動。...

左眼の検診

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今日は眼科の検診に行ってきた。 直腸と同じ病院なので、慣れたものだが、眼科は患者が多い。 かなり、途中の待ち時間が長かった。 先日、突然、病院から電話があり、金曜の予定が、今日に繰り上がった。 眼科の方は、今月中、そのほかの日程も調整が難しそうであったので、直腸の日程と絡めると、次の治療計画の調整が難しいことになるかもしれなかった。 以前にも書いたが、経過が横ばいだと、同じ治療が続くことになるのだが、直腸の方の経過は読めないので、何かするとしたら、直腸の入院までの数週間に詰め込むしかない。 今日のステータス 自覚症状としては、左眼中央上部、に眼鏡に水滴がついたかのような、にじみとゆがみがあり、それと、ここまでのレーザーによるものかどうかは明確ではないが、ボケてきた兆候が見られる。 老眼は人並みだが、強めの近眼なので、眼鏡をはずせば、マクロレンズなのは、変わらず。眼の状態がこんなだと、眼鏡を作りたくても、躊躇する。薄型レンズは、何万もかかるからだ。ほんとは、もう少し、近距離にあわせた眼鏡が欲しいのだが。 2月に、4回目かな?のレーザー治療をした経過を見る。 眼底検査の結果は、網膜の断面映像は、レーザー前と今日とでほとんど差が無かった。ほとんど、黄斑部周辺の浮腫は変わっていなかった。 前回のレーザー前後では、効果が見てとれたので、これ以上やっても、網膜を痛めつけるだけなので、レーザーは、ここでひと区切りとして、もう一度、抗VEGF薬を試したほうが良いだろう、1年ぶりくらいなので、効果が戻っているかもしれない。とのことだ。 抗VEGF薬は、数年の間、数か月おきに続けて、一時は効果があったが、抗体ができたのか、効き目が薄れていったため、レーザー治療に切り替えて、今に至る。 左眼が見えなくなる前に、終わればいいのだが。 網膜黄斑部の浮腫、変性で一般的になってきている、G-016 硝子体注射は、日帰り手術的な流れで行われ、3割負担で、1回2-4万で、何回もすることが多いので、従来の網膜レーザー治療より、金銭的負担がかなり大きいが、手術給付金の適用にならない保険が多い。レーザーは、細胞が当てたところのヤラレルので、注射で効果があるなら、そちらが優先される。 今後の計画 直腸の件を、先生に話して、どうすればよいか尋ねた。 同じ病院で、見られるようになっているようだが、普段見ないとこ...

診断書と保険の給付

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診断書と保険の給付 先日、ESDを受けた際の、保険の給付申請が通ったようなので、整理しておく。 保険は、がんになってしまったら、見直しがむずかしくなるのだろうな。 テキトーに入っていたが、一度だけ、家族が増えるのに合わせて見直しておいたのが幸いした。次回、安い個室を使っても大丈夫そうである。 診断書 会社にも、各保険にも診断書を要求されるが、診断書は有料だ。 せっかく、給付があっても、その分差し引かれるのはバカバカしい。 と思っていたら、 保険Aの担当が、保険Bが原本を要求するなら、こちらはコピーでもかまわない。と教えてくれた。 保険Bに、確認しても同様だったので、給付額が大きくなる、保険Aのフォーマットで、一部だけ申請、取得ですんだ。 試しに、会社にも、保険Aのフォーマットの診断書をスキャンしたPDFを送って、これではダメか?と聞いてみたら、OKとすぐ返ってきた。 申請マニュアルには、「原則、原本を提出」とある。原則とは、そんなに軽いものかい。 診断書というのは、目的の判断ができる記述がされているかどうかである。 保険会社の診断書フォーマットには、 診断の結果と、特に、悪性新生物の場合は、その診断は、病理検査など、何によって判断したものか? 手術があれば、その手術コードと術式。 自宅療養がある場合は、医師の指示によるものかどうか。 というようなことが記載される。 基本的には、その保険会社の給付の判断に必要な情報の記載が求められる。 したがって、診断書がその保険会社にのみ必要な場合は、その会社のフォーマットを利用するほうがスムーズだろう。 保険会社が欲しい記述を、病院側に正しく記載させなければならない。 病院側が、診断書フォーマットの意図を理解せずに記載、すなわち、誤記することがあるので、注意したほうがよい。 ESDの場合、術前や、切除後の病理検査の結果が出るまでの間は、粘膜下腫瘍など悪性新生物と診断がされない病名になる場合があるので、保険給付申請については、病理検査の結果、神経内分泌腫瘍の診断が下りてから、診断書を取得する。 保険A この保険の場合、 手術給付は、がんの手術の場合、180日以内は同一事由扱いになる。 その中で、メインの1回が、給付額(高)になり、それ以外は給付額(低)になるようだ。 診断書に、「追加手術の予定」とあったので、その内容を問われた。 手...