決断の日

決断の日が来た。
先送りができないわけではないが。。

昨日もいろいろ書いたが、聞きたいことをGoogle Keepに書き込んで行き、聞きたいことを聞きまくった。
さらに、原発をESDにて切除した内科の先生と、追加手術をするとしたら執刀する外科の先生と、それぞれ話しているうちにも、気になってきたことも遠慮なく突っ込んで聞いた。

結果として、手術を回避して、経過観察するという結論は、見いだせなかったので、日程調整となった。数週間以内に日程の確定と、入院、手術の具体的な説明を受ける。

ステータスまとめ

前回の病理検査の結果の告知で、動揺してきちんと聞けてなかったので、今日はっきりさせた。脈管侵襲がないことが、悩みになるかも。と思ったが、Ki-67指数 6%は、低いとは言えず、これによって、NET G2になっていることは、転移リスクとして、一定の重みがある。これは、得られた情報からも、両医師からも同様の見解だと解釈した。

  • 腫瘍径 10mm, 下部直腸 Rb, 肛門から5cm程度, 造影CTで転移なし, 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)にて切除済み。
  • NET G2 ... Ki-67指数 6%, 核分裂像 1, 脈管侵襲 なし(ly0, v0)

ロボット支援下直腸切除術

術式はやはりロボット支援下手術が選ばれる。

そして、肛門の距離から、低位前方切除術か、超低位前方切除術、内肛門括約筋切除術(ISR)があるが、「超」ではなく、低位前方切除術になるとのことだった。

5cmについては、ESDの痕を外科医が指を入れて確認した感触のコメントである。
内科医に聞くと、下部直腸の最初のひだのすぐ下あたりだったので、そんなものでしょう。というような表現だったことからも近いには近いが、「超」とつくほどの近さではないとい理解している。

そして、基本的に、一時的回腸ストーマ(人工肛門)を設置する方向とのことだ。
吻合不良などのトラブルリスクをさけるためで、安全な選択をするとのことだ。
しかたあるまい。
理解はするし、ストーマ生活を経験するのも貴重かも。とポジティブに受け止めるようにした。

リンパ節郭清は、D3。側方リンパ節までは必要ないだろうとのことだった。

執刀は、専門医、指導医認定を取得している医師が担当する。

日本ロボット外科学会の方のリストでは、国際A/B, 国内A/Bのようなランク付けがあるが、これは論文などの成果によるもので、保有する操作スキルとは直接関係ないとのことだった。
専門医、指導医認定には、無編集の手術動画を提出した厳しい審査によって認定されていて、形式的なものでは無いとのことだった。

ロボットの機種は、「da Vinci Xi」とのことだった。
da Vinci Surgical Systemとしては、Xiは、第4世代にあたり、第3世代のSiからさまざまな改善がされている。Siも設置されているが、Xiが使われるとのことだ。

気にしたことは、ほぼ安心する方の情報、回答だった。

術後の生活

一時的ストーマは、2,3か月後に、閉鎖する。
そこから、頻便の排泄障害が始まる。ネット上の先人たちが、さまざまな前例をシェアしてくれており、とても参考になった。
幸いにも、在宅勤務が自由に選択できる状況のため、ある程度慣れるまでは、在宅勤務にして、職場への影響は最小限にできそう。この点も、何とかなりそうと思えた。

今の心境

いずれにせよ、今日、いろいろ聞くことができたことで、納得できたし、決めたことで、気持ちはすっきりした。

仕事もプライベートも、前向きに、今後の計画、予定を調整していこうと思う。

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