難しい決断の前日
バレンタインデー。亡き父の誕生日。なんだか複雑な心境だ。
いよいよ、明日、直腸NETの追加手術をするかどうか。外科の話を聞く日だ。
手術を決めなければ(なのかな?)内科も予約されている。
段取りが良くわからないが、少なくとも、前回、病理検査の結果をハッキリ聞けてなかったところがあり、いろいろ調べた結果と照らし合わせて、納得したいとは思っている。
病理検査を聞いた日から、いろいろ調べた。
そのままググったり、X(旧Twitter)やブログで先人の皆さんがいろいろと共有されていて、非常にためになった。
通り過ぎるのも、どうかと思い、失礼ながら、無言フォローで足跡を残させていただいた。
コメントいただいた方もおり、暖かいX(旧Twitter)もあるものだ。と思った。
その中の、ある方の、決断に向かうロジックが、刺さっている。
やるか、やらないか。
明日、外科の先生の話を聞くまでわからないが、調べた限りは、やるしかないかという気持ち。
神経内分泌腫瘍は、希少がんの1つとされ、データが少ないため、迷うわけだが、
G1でもやってる人も結構いるし、新しい情報でやらなかったという人もいるが、その結果、転移しないということはいえてない。
データが増えたり、時間がたって、世代が変わっていったりして、状況は少しずつ変わっていっているようだが、大きな流れは変わっていない。小さく、再発、転移リスク要因が非該当なら、経過観察。それ以外は、直腸切除、リンパ節郭清が基本のようだ。
経過観察による、再発、転移のリスクは、グレードや、リスク要因の数によるが、G2ともなると、生存率曲線がかなりお辞儀している。数が少ないからといっても、大きく傾向が変わることは現時点では無いだろう。
経過観察の間に、予防する方法があればよいが、ない。基本的に、転移が明らかになってからの治療でしかない。
定年後の老後だったら、経過観察もありかもしれないが、父が亡くなった年まで届かない可能性も出てくると思うと、その決断はギャンブルに聞こえる。
おのずと絞られてくる。
Dio様なら、勝利して支配する それだけなのだが、
便所のネズミのクソにも匹敵する人間の考え方では、あと味の良くないものを残すよりは、残さないほうがいいのではないかと。
セカンドオピニオンは今のところ考えていない。
調べた限り、私の場合は、もしかしたら、やらなくていいかも。という選択ができる情報はないから、その必要はなさそう。
確実に人工肛門な。と言われたら、もう一度悩むかもしれないが、それは明日の風だ。
術式
呪術廻戦 ではないが、術式も気になる。
ロボット支援下手術になるのかどうか。
調べた限りでは、術式としては、ロボット支援が優位ではあり、かなり期待できそうだが、執刀医の腕前(慣れ)がかなり影響するようだ。
また、当然ながら、新機種も登場しているようであり、エンジニアの端くれとしては、そのあたりも、存分に話を聞いてみたいところ。
第 3 世代の da Vinci Si と、第 4 世代の da Vinci Xi はどのくらい違うのか。設置されているのはどっちなのか。
切除する肛門からの距離 × ロボット支援術式 × 経験、習熟度、腕前 × ロボットの機種
やるとしたら、ベストを尽くしていただきたいものだ。
いろいろ見た資料(一部)
http://jnets.umin.jp/guideline.html
膵・消化管神経内分泌腫瘍:国立がん研究センターがん情報サービス
https://ganjoho.jp/public/cancer/net/index.html
特集 主題 II:大腸 NET 診断と治療の最前線
IV.大腸NET外科切除のup-to-date 第73巻10号0467頁
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcoloproctology/73/10/73_467/_pdf
V.大腸NET治療後の対応 ~追加治療とサーベイランスについて~ 第73巻10号0475頁
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcoloproctology/73/10/73_475/_pdf
大腸がん 最新標準治療とセカンドオピニオン 大腸がん&神経内分泌腫瘍(カルチノイド)医師が判断に迷うケースを紹介!https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07VQ64KFL
日本ロボット外科学会 専門医取得者一覧
https://j-robo.or.jp/senmon/certificat/list.php#tab2
ロボット支援手術 認定プロクター(消化器・一般外科)
https://www.jses.or.jp/modules/robot/index.php?content_id=3
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