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入院前面談

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今日は、入院前面談と麻酔科。 決断から2週間たった。 時折、忘れていたから、あっという間。 本番まで1か月あるけど、割とすぐ、その時はやってくるだろう。 一応、消化器外科 の先生が診察を入れてくれていた。 日取りの連絡の時、話した内容を、念のため、再確認して、それだけだったが、新しい内容はなくても、多少の安心感は追加された。 (3/10 思い出したこと追記)血液検査、尿検査、心電図、胸部腹部X線検査したのであったが、脳内で大した事ない扱いしてしまっていたらしい。 腹部X線の時、「ズボンおろして」って言われて、パンツもおろそうとして、ハッとなって思わず、「やべっ全部おろそうとした」と心の声が漏れたら、「よく言われます」って。ホンマかいな。 入院の段取り説明 1月に人生初の入院で、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)をしたばかりだったので、入院することそのものの説明は、ほとんど疑問はなかった。 1回目で、入っていた医療保険の中身もちゃんと確認できたので、今回は、安い個室を使っていこうと思っている。 今の時代は、大部屋といっても、カーテンで仕切られているので、音が気になることがあるが、前回は、さほど気にならなかったのだが、今回は、いろいろあるだろうから、遠慮なく使っていくことにした。 入院後半に余裕が出てきたら、いつでも、大部屋に変えられるとのことだったので、できる限りの快適を追求しようと思う。 さすがに庶民は落ち着かないだろうから、セレブ部屋は除外した。 説明の看護師は、開腹手術をご自身で受けたことがある方で、なかなか実感のこもった説明で分かりやすい説明だった。 麻酔科 人生初の全身麻酔だから、何を聞いたらいいかよくわからない。 呼吸の管、おしっこの管を入れる、取るタイミングが一番気になったが、わりと、はっきり起きている間にするものではなさそうで安心した。 ESD の時は、おしっこの管を、病室で、恥ずかしい体勢で、ガシッとつかんで、ブスブスっと入れられた。 ケツに指を入れられたりもすることもあるので、もう、感覚がおかしくなっているとは思うが、それでも、寝てる間にやってほしいと思っていた。 あとは、少々痛いのは耐えた方がいいのか。と聞いてみたが、 我慢すると、痛さのせいで、タンがからんだときとか、むせるとつらくなったりするので、我慢はしなくてよいですね。ってか、たぶん、我慢し...

日取りが決まった

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手術の日取りが決まった。 3月末だそうな。(具体的な日にちまでは、伏せておく) 2週間後に入院の説明を聞く日を予約入れていたので、 その時でも聞ければよいと思っていたが、担当医がこんな私を救ってくれる気満々なようだ。 ありがたい。 昨日も、 「日程の調整がついたら、電話します。」 とおっしゃっていたのだが、  ホントにかけてきた。 危うくスルーするところだった。  いくつか、検査も追加された。 まだ、一か月以上先だが、うまくいくといいなぁ。 うまくいってくれないと困る。

決断の日

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決断の日が来た。 先送りができないわけではないが。。 昨日もいろいろ書いたが、聞きたいことをGoogle Keepに書き込んで行き、聞きたいことを聞きまくった。 さらに、原発をESDにて切除した内科の先生と、追加手術をするとしたら執刀する外科の先生と、それぞれ話しているうちにも、気になってきたことも遠慮なく突っ込んで聞いた。 結果として、手術を回避して、経過観察するという結論は、見いだせなかったので、日程調整となった。数週間以内に日程の確定と、入院、手術の具体的な説明を受ける。 ステータスまとめ 前回の病理検査の結果の告知で、動揺してきちんと聞けてなかったので、今日はっきりさせた。脈管侵襲がないことが、悩みになるかも。と思ったが、Ki-67指数 6%は、低いとは言えず、これによって、NET G2になっていることは、転移リスクとして、一定の重みがある。これは、得られた情報からも、両医師からも同様の見解だと解釈した。 腫瘍径 10mm, 下部直腸 Rb, 肛門から5cm程度, 造影CTで転移なし, 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)にて切除済み。 NET G2 ... Ki-67指数 6%, 核分裂像 1, 脈管侵襲 なし(ly0, v0) ロボット支援下直腸切除術 術式はやはりロボット支援下手術が選ばれる。 そして、肛門の距離から、低位前方切除術か、超低位前方切除術、内肛門括約筋切除術(ISR)があるが、「超」ではなく、低位前方切除術になるとのことだった。 5cmについては、ESDの痕を外科医が指を入れて確認した感触のコメントである。 内科医に聞くと、下部直腸の最初のひだのすぐ下あたりだったので、そんなものでしょう。というような表現だったことからも近いには近いが、「超」とつくほどの近さではないとい理解している。 そして、基本的に、一時的回腸ストーマ(人工肛門)を設置する方向とのことだ。 吻合不良などのトラブルリスクをさけるためで、安全な選択をするとのことだ。 しかたあるまい。 理解はするし、ストーマ生活を経験するのも貴重かも。とポジティブに受け止めるようにした。 リンパ節郭清は、D3。側方リンパ節までは必要ないだろうとのことだった。 執刀は、専門医、指導医認定を取得している医師が担当する。 日 本ロボット外科学会 専門医取得者一覧 https://j-robo.or.j...

難しい決断の前日

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バレンタインデー。亡き父の誕生日。なんだか複雑な心境だ。 いよいよ、明日、直腸NETの追加手術をするかどうか。外科の話を聞く日だ。 手術を決めなければ(なのかな?)内科も予約されている。 段取りが良くわからないが、少なくとも、前回、病理検査の結果をハッキリ聞けてなかったところがあり、いろいろ調べた結果と照らし合わせて、納得したいとは思っている。 病理検査を聞いた日から、いろいろ調べた。  そのままググったり、X(旧Twitter)やブログで先人の皆さんがいろいろと共有されていて、非常にためになった。 通り過ぎるのも、どうかと思い、失礼ながら、無言フォローで足跡を残させていただいた。 コメントいただいた方もおり、暖かいX(旧Twitter)もあるものだ。と思った。 その中の、ある方の、決断に向かうロジックが、刺さっている。  やるか、やらないか。  明日、外科の先生の話を聞くまでわからないが、調べた限りは、やるしかないかという気持ち。 神経内分泌腫瘍は、希少がんの1つとされ、データが少ないため、迷うわけだが、 G1でもやってる人も結構いるし、新しい情報でやらなかったという人もいるが、その結果、転移しないということはいえてない。 データが増えたり、時間がたって、世代が変わっていったりして、状況は少しずつ変わっていっているようだが、大きな流れは変わっていない。小さく、再発、転移リスク要因が非該当なら、経過観察。それ以外は、直腸切除、リンパ節郭清が基本のようだ。 経過観察による、再発、転移のリスクは、グレードや、リスク要因の数によるが、G2ともなると、生存率曲線がかなりお辞儀している。数が少ないからといっても、大きく傾向が変わることは現時点では無いだろう。 経過観察の間に、予防する方法があればよいが、ない。基本的に、転移が明らかになってからの治療でしかない。 定年後の老後だったら、経過観察もありかもしれないが、父が亡くなった年まで届かない可能性も出てくると思うと、その決断はギャンブルに聞こえる。 おのずと絞られてくる。 Dio様なら、勝利して支配する それだけなのだが、 便所のネズミのクソにも匹敵する人間の考え方では、あと味の良くないものを残すよりは、残さないほうがいいのではないかと。 セカンドオピニオンは今のところ考えていない。 調べた限り、私...

高額医療費 と 限度額適用認定証

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直腸NETを内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)で切除にかかった入院費は、個室使わずでも、そこそこな出費だったが、なんとか支払った。  今になって、いろいろ調べていて知ったわけだが、いろいろと手厚い補助があるではないか。  ひろゆき氏が、医療保険とか入らなくても、だいじょうぶと言っていたのも、わからなくもない。 人それぞれ、入っている健保や、年収によってさまざまだと思うが、 病院窓口で支払った金額が、一定以上になると、越えた分は、健康保険組合から「高額医療費」の支給で戻ってくる。  ただ、これには時差があるので、手元にまとまった金額が無い場合は、困るので、そういうときのために、「限度額適用認定証」なるものがある。 これは、事前に、健保に申請してもらっておく。健保によっては、入院中にネット上で申請しても間に合うものもあるようだ。 この認定証があると、病院窓口での支払いは自己負担限度額までに抑えることができる。 (※追記…病院によっては、情報取得を承認するだけで認定証の提示が不要なところがある。また、マイナンバー保険証を、読み取り時に同意することでも提示することができる。) クレジットカード払いができる病院も多いと思うので、クレジットカードで払って、ポイントをためることもできる。  実際に口座から引き落とされるまでに時差があるので、「高額医療費」支給までの時差が緩和されるから、その間、手元にまとまった金額を用意できる場合は、これも選択肢になる。  いずれにせよ、一度、ご自身の限度額を確認しておくことをお勧めする。  また、健保によっては、さらに、独自の付加給付が用意されている場合もあるので、一度確認しておいたほうがよい。  私の場合、すべて終わってから調べて、たまたま条件が良く、助かっただけという感じがある。  あらためて、医療保険も確認した。 何も確認していなかったので、個室は希望しなかったのだが、個室も行ってもなんとかなる条件だった。 が、こうしておけばよかった。という条件もあるが、もう、どうしようもない。  保険料払っているんだから、放置は良くないし、勧められるがままもよくないな。 あらためて、年齢や家族の状況など、大きく変わるタイミングでは、見直しするべきだなと思った。...

左眼にレーザー

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直腸の話は、一旦、横に置いといて、左眼の話。 網膜の状態は、横ばいだと思う。あんまり、見え方は良くなっている感じはしない。 脳内補正があるので、良くなったと思っても良くなっていないことも多く、実際は眼底検査してみないとわからないのだが。 とはいえ、横ばいだとまずいので、追加のレーザーを入れる。 レーザーという響きが、いつか、ブラックアウトするんじゃないか。という恐怖を与えるが、そんなことはない。直後は暗くなって見えにくくなるが、すぐに元に戻る。 そろそろ、眼の治療は終わらせたいけど、レーザー後は、数か月後に、効果を見て、足りなければ、追いレーザーなので、もう少し続きそう。 世の中の中年諸君に伝えたい。 なんか見えづらいと思ったら、眼科へ行きましょう。 眼底検査してもらいましょう。 見えづらさは、単に視力が落ちただけじゃなくて、網膜異常とかの場合もあるから。 眼の異常は、割と、元に戻らない、不可逆なものが多いと思う。 ひどくなってからでは遅いので。

結果発表ぉ〜みたいなバラエティな感じじゃなかった

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2024年2月13日時点での振り返りのつづき。 この日は、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)にて、直腸NETを切除して、病理検査の結果を聞いた。  何も考えていなかったので、事前に調べるとか全くしていなくて、ほぼ、無知な状態で話を聞いたこともあるし、おそらく、動揺があったのだろう。細かいところの描写はあいまいだ。もしかしたら、話を盛っているかもしれない。  主治医が言ったのはこんな感じ。 「直腸の10mm大の粘膜下腫瘍でしたけど、病理検査の結果は、やはり、神経内分泌腫瘍 NET で、Ki-67 6%でしたので、G2ということになりますね。 大きくはないし、造影CTの転移も見られていないので、少し意外でしたが。。。 核分裂の値は。。。。  この病気は、希少な腫瘍で未だデータが少ないですが、ガイドラインがあり、それに従えば、追加で直腸とリンパ節切除が標準的な推奨されている治療になります。 」 申し訳なさそうにされても困るけど、よどみなく説明。 これが、インフォームドコンセントというやつか。 あとから思うこととしては、知識がないから割と重要なことが聞けていなかったということ。そして、割とどうでもいいことを聞いている。 手術しなかったら、どうなるのかと問えば、経過観察。 経過観察で転移がわかったらどうなるかと問えば、取れれば取るし、取れなければ化学的な治療になっていく。と。 そりゃそうだろうね。ということしか聞けなかった。知識がなかった。   「肛門が近くなければ、手術を勧めるが、肛門がある程度近いので、人工肛門のリスクが懸念ではありますね。 個人差はありますが、排泄障害も出ますし。。 院内のカンファレンスで外科の先生とも会話したところでは、おそらく、人工肛門は無しでいけるのではないか。ということでしたが。」 なるほど。。やるのかやらないのか、どっちか、決めないとダメってことね。 「一度、外科の方でも話をしてもらった方がよいと思いますので、次回、外科を予約しましょう。同じ日に、内科の方にも予約をいれておきます。外科の方で話をしてもらって、手術に向かうということであれば、そこからは外科の担当になりますから。。云々。。」 話はもう、耳に入ってこない。 次回までにいろいろ調べて行って、外科と話はするが、究極の選択 をしなきゃいけないの...