直腸サヨナラから2年。妻もダビンチ仲間になる。
5月14日
直腸神経内分泌腫瘍(直腸NET、直腸カルチノイド)ロボット支援下低位前方切除術から776日目 ストマ閉鎖後710日目
先日(5/11)、血液検査、尿検査、造影CT検査がありました。
今日は、その結果を聞いてきました。
経過観察の定期的なフォローアップ検査は、前回は11月で、6カ月ごとのフォローアップになっています。
診察室に入り、
「おはようございます!お久しぶりです!」
軽い挨拶を交わすと、主治医がおもむろに語りだす。
「えーっと..........調子の方はいかがですか?」
前回と違う展開。
とりあえず、
「問題ないですけど、ここ最近、痔の方が出っ張ってまして、ちょっと邪魔ですね。」
と、気になることから聞いてみる。
「なるほど。見てみましょうか。」
と、診察台に寝っ転がって、ケツを見せていく。
コリコリと触られて、
「あー、これは、血栓性外痔核というやつで、血マメみたいなものです。かゆみとかありますよね。これは切除してもいいんですが、結構出血したりするので、この大きさなら、自然に小さくなると思うので、様子見でいいと思います。気になるなら、座薬とか薬を使ってもいいと思います。」
薬を出してくれると思っていたが、診察終わってから気づいたが、結局、忘れられていたので、かかりつけ医で出してもらうことにした。
次に、忘れないうちに、2月の胃カメラの件を確認する。
「2月に胃カメラを受けて結果の方をこちらに転送してもらったんですけど、来てますか?」
カルテを確認して、
「来てますね。粘膜下腫瘍の方はサイズも変わらず、問題ないですね。」
胃カメラは2年に一度、会社補助で受けられるが、今年は補助がない年なので、次回のフォローアップが11月だとすれば、そのころに受けるべきか尋ねた。
「11月だと9か月ですね。そんなに頻繁に確認しなくても大丈夫ですよ。来年5月の頃でいいと思います。1年よりは3か月間隔が長くなってしまいますが、まぁ、問題ないです。」
粘膜下腫瘍が見つかったのは、昨年5月で、そこから9か月でサイズが変わっていなかったわけなので、問題ない判断ということだろう。
ひとまず納得した。次回11月のときに、やっぱり心配になったら、相談したらいいや。
2月のクリニックは標準的に、1年後のフォローアップを言っていたから、心配だったら、そこでうければいい。
そして、ようやく本題。
「特に問題なかったですね~。血液検査も全部正常値です。脂肪肝も軽そうです。」
ふぅ~、ひと安心。問題ないのに、本当だろうか?って思ってしまうのなんだろう。
気にしすぎだ。
主治医は、一緒に来ていた、妻にも、
「ほかに、気になることありますか?」
と聞いてくれる。やさしい主治医である。
妻は、主治医のことを気に入っていて、おもむろに、
「実は、わたしも、明日、ロボット支援で手術受けることになったんです。」
と言い出した。
「えっ!」
それはびっくりするだろう。
妻は、少し前に、子宮がん検診で、子宮内膜異型増殖症だと診断された。
子宮内膜が正常よりも厚く増殖した状態となる子宮内膜増殖症。その中でも、増殖した子宮内膜に異型がみられる(内膜の細胞や構造が正常と異なった形をしている)もので、子宮内膜異型増殖症からは、子宮体がんが発生する可能性が高いことが分かっており、すでに一部にがんができていることもある。
妻の場合は、先日、1泊2日で、子宮内膜掻爬(そうは)術という、キュレットというスプーン状の器具を用いて、子宮の出口(頸管)を広げ、内側の膜(内膜)をかき出す手術を受けた。その病理検査の結果、子宮体がん(子宮内膜がん)の中でも、悪性度の低い、類内膜がんという組織型のグレード1と診断された。
そして、おそらく、子宮筋層の1/2未満までの浸潤のステージIAであろうと言われている。
そのことにより、子宮、卵巣、卵管の摘出手術を、わたしと同じ、ダビンチによるロボット支援下手術で受けることになったのだった。
「それはそれは。。。でも、詳しい経験者が近くにいるから、よかったですね。」
「そうなんですよ。夫婦そろってダビンチ夫婦です(笑) 先生にはぜひお知らせしておきたくて。」
妻は、主治医の反応を見たかったらしく、満足気だ。とても、明日手術とは思えない、和やかな雰囲気で、術後2年のフォローアップは終わった。
自分のことは、問題なしでよかった。
妻のことは、さすがに、心配だが、
「なったものはしょうがないし、やるしかないものだから、悩んでもいない。」
明日手術の妻は、さっぱりしている。
病院まで来なくていいというから、深追いもしない。
お昼ごはんを食べ、最寄りの駅まで、車で送っていった。
車を降りるとき、手を握って、「行ってらっしゃい」といっただけだった。
いつも、フォローアップの日はいろんなことを考える。
でも、今日はあんまり考えられない。
妻の主治医はマシンガントークの丸っこい女医だ。
正直な語り口で、むずかしいケースは、上位の医師のサポートも受けると言っていた。
チームでベストを尽くす体制だから、あまり心配はしていないが、明日、三途の川の見学から無事に帰ってきてほしい。
付き添いもいらないというので、在宅勤務しながら、電話で結果を告げられるのを待つことになる。
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